mixiも瞬殺「顔ちぇき」がSNS参入を示唆

似ている有名人を教える「顔ちぇき」、累計利用者数が1カ月で1500万人突破 - CNET Japan
こんにちは、ポールです。顔ちぇきが約1ヶ月で累計利用者数1500万人を突破しました。この記事の時点では顔ちぇきは累計利用者数700万を突破していました。サービス開始から3週間でモバゲーを瞬殺したわけです。*1そして、その10日後ついに1500万を突破!モバゲーに続いてユーザー数1000万mixiまであっけなく蹴散らされました。たったの1ヶ月あまりで。現時点でmixiの1.5倍です。

ここで改めて上記のCNETの記事を見てみましょう。さらーっとSNSについて述べられています。

今後は有名人のデータベース拡充を図り、「お笑い」「ドラマ」「スポーツ」などのジャンルの人も出てくるようにする。また、有名人に似ている度合いを競う「似てる度ランキング企画」や、ユーザー同士でコミュニティを作れる機能も検討している。「たとえばKAT-TUNに似ている人が集まって“KAT -TUNを作ろう”といったことができるといい」(ジェイマジック)。機能追加などにより、今夏までに累計2000万人の利用達成を目指す。

 また、外部企業、サービスとの連携も図る。現在は顔ちぇきの結果で紹介された有名人の名前から、ビットレイティングスのモバイル検索サービス「F★ROUTE」での検索結果に飛ぶようになっており、こういった他社との連携を通じてサービスの拡大と収益化を目指す考えだ。

似ている有名人を教える「顔ちぇき」、累計利用者数が1カ月で1500万人突破 - CNET Japan

つまり、SNSへの参入ということです。あからさまに"SNS"とは言えなかったんだと思います。

SNS業界に新風現るか

顔ちぇきはモバゲーやmixiSNSとはまったく異なるサービスです。数の比較も「累計利用者数」と「ユーザー数」を比べていますので、その爆発力もかなり割り引いて考えないといけません。そして、いったい今後どうしていくのかという疑問がありました。現状の課題点が「ユーザーに定期的に利用されるようなサービスにする」であったので、今回のSNSへの展開の検討は妥当です。個人の顔の情報を持った「顔ちぇき」がSNSに参入したら面白いな、とは思っていましたが、動きが早いですね。

風雲児はかなり手強い

画像解析技術を強みに他サービスを展開してくるのは当然、色々と提携して収益化も図っているようです。なにせ、広告なしで1ヶ月で1500万の利用者数を集めているんです。ユーザーへのリーチ力・口コミ力は他の追随を許しません。これはmixiやモバゲーも無視できないのではないでしょうか。参入するとすれば、どういった形で参入するのかは不明ですが、取得したメールアドレスを利用してSNS参加を促し、移行ユーザーで最初から数百万ユーザー!なんてことになるかもしれませんね。
まだ、現時点で騒ぎ立てるのも時期尚早ではありますが、mixi・モバゲーの次に来るのは本当に「顔ちぇき」になるかもしれません。実現すれば日本のSNS業界にとって良い刺激になりそうです。

*1:累計利用者数と会員数の違いはあります