モバゲーが会員数を増加させている簡単な理由

どうも、前回の『「モバゲーすげえ!」ムードに水を差してみたよ』関係で「モバゲー素人がほざきよって!」って言われちゃったのポールです。皆さん、ご機嫌麗しいようで。

えー、ちょっとごちゃごちゃしてるので、モバゲーが会員数を増加させている理由を簡単にみてみましょう。(あくまでポール的見解です。そして、僕はアホです。)
今回は「携帯SNS+無料ゲーム!モバゲー!」のゲームとかそっちの方面じゃなくて、SNSとしての側面に焦点を当てちゃうんで、そこんとこよろしくです!

モバゲーへの参加方法

じゃあまず、モバゲーへの参加方法を確認します。

1, 自主的にモバゲーサイトにアクセスし入会。
2.a, 紹介システム「友達に教える」で教えられて入会。
2.b, 紹介システム「誰かに教える」で教えられて入会。

mixiは「完全招待制」をとってます。(現在はほぼ意味をなさなくなってますが)ここで言えば2.aのみってことになりますね。
これはSNSサービスでよく問題になる「会員数と会員のクオリティのバランス」の問題です。

mixiよりも会員数の増加スピードが速い理由

mixiよりも会員数の増加スピードが速い」理由の1つはここにあります。すなわち、モバゲーは


● 入り口が広い

mixi   ⇒ 入り口1つ(2.a)
モバゲー ⇒ 入り口3つ

モバゲーは誰でも色んな方法で参加できるんです。そして、それは逆に言えば、


● モバゲーSNS参加者の質は低い*1


となります。なので、モバゲー参加者の増加に関してmixiと比較する場合はこの点を割り引いて考えるべきともいえるでしょう。

しかし、こう結論付けるのはちょっと軽率で、モバゲーという携帯SNS自体が参加者属性などから、「いわゆるSNSサービスとして参加者の質を求めていない、必要としていない」ようにも感じますので参加者の立場からすればこの点は問題ではないのかもしれません。


運営側としても逆にこの「参加者の質の低さ」が、悪く言えば「儲けやすさ」になっているのかもしれません。*2


これは想像以上に、すごいことだと思います。mixiとは逆の参加者獲得戦略でSNS参加者の質は下げるが、量をそのまま収益に組み込めるようになっているビジネスモデル。。。まあ、そんなに簡単なことではないでしょうけど、すごいっす。

ただ、モバゲーというサービスに参加しているわけではなく、ビジネスとして「すげえ!」とか「なんじゃそりゃ?」って評価してる立場の方はここは考慮すべき点ではないかと思います。どう評価するかは僕は知りませんけど。

(今回の点はご存知かとは思いますが、「会員数の増加がすげえ」ばっかりで、「どうして?」の簡単な部分が「よくわかんない感じだった」んでで一応言及しておきました。)


えー、で、こんなことは基本中の基本としてここをさらにもっと詳しく見ていくと、大きな問題がすけて見えてきます。

長くなるので続く・・・。

see u next time!

*1:「質が低い」って言うのは今までののSNSコミュニティとしてのあるべき姿ではない、言い方をかえれば新しい潮流というわけです!流行の最先端かもしれないっす!

*2:モバゴールドを餌に広告見せる手法とかです。ただ、言い方悪くて本当に申し訳ないっす。ただビジネスとして「うまいな〜」って思いました。もちろん苦労もあることは百も承知です。でも、とっても勉強になります!あざっす!