携帯メール詐欺について

ごきげんよう。好きなジュースはリプトンの「ミルクティー」のポールです。
以下のニュースをご覧下さい。

携帯メールに新手の悪徳商法 「350万円当たりました」
 携帯電話に「現金350万円が当たりました」とのメールが届き、受け取り代などの名目で数万円だまし取られた―という相談が、先月22日から今月3日にかけて県生活センターに2件寄せられた。相談者は4日までに県警に被害届を提出。同センターは不特定多数を狙った新手の悪徳商法とみて、注意を呼び掛けている。

 被害に遭ったのは、県南の女子高生と県央の30代女性。高校生には先月22日、1等の350万円に当選したとのメールが届き、受け取り代として3万円の支払いや携帯電話の番号送信を求められたという。

 高校生は親に相談した上で親のクレジットカードで決済。その後、権利を確定させる費用としてもう5万円を要求されて不審に思い、解約を申し出たが断られた。このため高校生側は、5万円を振り込めば、後は請求がないだろうと考え、再び5万円をカード決済した。しかし、さらに10万円を追加要求され、同センターに相談した。

http://www.sakigake.jp/p/akita/news.jsp?kc=20070705b

悪徳商法という言い方は間違っていることは置いておいて、これだけ読むと女子高生のバカさ加減もさることながら、相談を受けて許可した親はどんだけアホやねん!って話になるんですが、そのような理解ではいかんでしょう。この詐欺の裏には何があるのか、ニュースで語られない部分には何があるのかまで考えないと。(ちなみに相談が2件とありますが、公にされない暗数や情報がまとめられていない地域を考慮すると被害は少なくとも数十倍の件数にはなるんではないでしょうか。)

でも、例えば自力でこのくらいの詐欺をやってのけるのはよく考えれば簡単なんですよね。別に名簿屋から仕入れなくても。あくまでこれは一つの例ですが、

  1. 携帯SNSに広告を出します。
  2. 携帯SNSユーザーがSNS内通貨を稼ごうと一時的にせよ自社サイトに会員登録してくれます。
  3. ちょっとコストが高いですが大量に若者のメアドがGETできます。
  4. なんかテキトウに詐欺メールおくります
  5. 一部の心優しいカモがお金を振り込んできます
  6. うひゃひゃひゃ!!!

ネットって本当に詐欺師やエセ詐欺師にとってお手軽ツールなんですよね。楽で簡単でコストも安く、不特定多数に低リスクで詐欺のアクションがとれる。それに対しての防衛策や教育などはまったく行き届いていないのが実情。仮に行き届いたところで騙される人は騙されるから意味ないんですけどね。


まあ、とりあえず詐欺には気をつけてくださいね〜。最近の流行は圧倒的に「年金詐欺」です。社保庁などの名を語って「年金還付します!」、とかテキトウなこと言って逆に騙す奴です。年金は圧倒的な注目度を誇りますからね。他には、バイク便詐欺とかiphone詐欺か・・・。みさなん、いずれにせよ流行り物には気をつけましょう。