顔ちぇきで考える清純派出会い系SNS
モバゲーを瞬殺した「顔ちぇき」という怪物 - Student magazine
mixiもモバゲーもSNSには出会い系的要素が多分にあるということは改めていう必要もありません。しかし、その出会い系においてどうしても必要となるのは何か(あるかないかで全然違う要素は何か)というと、それは間違いなく「写真」です。もっといえば「顔写真」です。
しかし、出会い系要素を前面に出したアダルトサイトと違い、一般向けのSNSでは顔写真を載せるユーザーはほんの一部です。(顔写真なしでも出会い系として利用するSNSユーザー多し(業者も含めて)。載せれば良い意味でも悪い意味でもやばいことになることは容易に想像できる。)顔写真を載せない理由は大きくこんな感じでしょうか。
- 自分の顔に自信がある場合
- 自慢と思われる
- 自分の顔に自信がない場合
- 普通にきもいと思われる
- 面倒くさい
- 必要がない
ちなみに、携帯SNSでは顔写真を載せる少数派はよく「キモいけど」と一言コメントでクッションをおき謙遜を示すことで「ちょっとかわいいから、かっこいいからって自慢すんな!」という非難を回避しています。
では、仮に顔ちぇきのブランドで出会い系を意識したSNS参入をした場合を妄想してみましょう。前提として、「自分が有名人の誰に似ているのか?」をコミュニケーションの基本とするSNSとなりますので顔写真は当然プロフィールに載っていることになります。(今話題の"twitter"はコミュニケーションの基本が「今何をしているか?」ですよね。)
- 1のユーザーは自分の顔写真を公開しても自慢ととられない理由を手に入れることに成功します。これは意外にすごいこと。
- 2のユーザーも携帯で写真を撮って、メールに添付して送信するだけなので、面倒という理由がなくなり、1か2になります。
- 4のユーザーへは出会い系の醍醐味をじょじょに教えてあげます。
- 2のユーザーへは写真は取り方次第で0点にも100点にもなることを教えます。つまりはベストショットなら大丈夫でしょと。簡単な写真の加工サービスがあればなお良いですね。
テキトウですがまあこれで結構垣根が下がります。出会い系目的のユーザーの粘着力と太っ腹さは運営側としてもかなり魅力的なので、出会い系の問題点さえ潰せば化けるんではないでしょうか。携帯認証とか、ユーザー同士の評価制度とか色々頑張って問題点潰す工夫すれば面白くなりそうなんですがどうでしょう。もちろん、出会い系前面に押し出してはいけませんし、年齢制限も必要でしょう。有料にしてユーザー絞るとかもありっすかね。ただ、現実に出会って犯罪になったら危ないとかいう指摘は現状では他のSNSも同じです。50歩100歩っていったら怒られそうですが。
こう考えてみると、顔ちぇきの場合既に顔写真解析という確固たるブランド出来上がっている点で非常に有利なのです。
そもそも携帯のカメラ機能を有効活用したサービスはあまり見られない
そのままです。これを利用して頑張ってもらえると面白いなと。
話は変わって、顔ちぇきからメール来た
昨日顔ちぇきからメールで新サービスの案内が来ました。新サービスとして加わっていたのが、
- 七夕企画「恋人なら誰に似てるか?」
- テレビドラマなら誰に似てるか?
- お父さんは誰に似ているのか?
正直、結構微妙であり、当初のインパクトと比較して弱いことは否めませんが、サービスとしては一貫しているので飽きさせない程度にサービスをリリースして、一刻も早く収益性のある事業を掘り当てて欲しいものです。うーん、ですが公式サイト以外の勝手サイトでは、ゲームやコミュニティ系サービスでないと継続利用させるだけ魅力的なサービスを構築することはかなり難しいのが現実でしょうか。(それでも魅力的と認められるサービスはほんの一部)
SNSについて
mixiも瞬殺「顔ちぇき」がSNS参入を示唆 - Student magazine
上記記事と合わせて冒頭でも述べたSNSについてですが、
eyenowa.jp
というSNS的サービスは既に顔ちぇき関連SNSとしてあります。顔ちぇき流れで新規にSNSを作るとも考えられなくもないですが、顔ちぇきのメールでこちらへの誘導をかけていました。こちらは今のところまだあまりユーザー集まってないみたいです。